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七草粥の風習は中国伝来のもので、平安中期頃に始まったとされています。中国では「六日年越・七日正月」といわれ、七日がひとつの節目とされておりました。この七日は「人日(じんじつ)」といい、七種の菜を暖かい汁物にして食し邪気を避ける習慣がありました。日本では室町時代以降に汁物から粥へと変わりました。
昔はどこの家庭でも食されていたものですが、時代の流れによりだんだんと無くなりつつある習慣のひとつではないでしょうか。
長生園では、今年も皆様の無病息災を願いつつ七草粥をつくりました。食を通しても季節を少しでも感じていただけるよう調理スタッフ一同も頑張っております。
皆様にとって平成26年が穏やかな一年でありますようお祈り申し上げます。