新年あけましておめでとうございます。

令和６年の年頭にあたり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
まず、ここに無事、新春を迎えられましたこと誠にありがとうございます。
　旧年中は、新型コロナ感染症の影響の中、ご利用者の皆様にはご面会の自粛や外出の制限など、感染拡大防止にご協力をいただき、心より感謝申し上げます。そのような中、春に日吉ダムでの、わくわく新緑ツアーが開催でき、カトープレジャーグループ様のご支援をいただき、全員ではございませんでしたが、ご利用者様と一緒に小鳥のさえずりを聞きながら、美味しいお弁当をいただけたこと昨日のように思えます。
　また、ケアハウスや養護は毎週１回、グループホーム、光華苑、デイサービス、第２デイサービス等は月に数回ヨガ教室にご参加いただいたことにも感謝いたします。少しでも体を動かしてリフレッシュしていただけたらと思い始めた教室。ご利用者様が集まってつながっていただくことで楽しんでいただけることは、新型コロナで辛い思いを経験したからこそ貴重な時間だと思えます。そして、先日たくさんの皆さんから、御礼のお手紙をいただき大変うれしく思いました。とても幸せです。施設で働かせていただいていますと、５年前に亡くなった母のこと思い出すことがあります。母の顔が重なることがあります。
この施設での貢献は、両親への恩返しです。天国にいる母、長生園で暮らしている父。
今は感謝でいっぱいです。
まだまだ、完全にコロナ前の状況にはならない現状がありますが、感染症対策に注意を払いながら、少しでもご家族様との交流や、園内での交流など、皆様に楽しんでいただけるよう工夫し、生活していただけるようにと考えております。
また、今後は更に、地域の人と人との結びつきを大切にし、皆様から、より信頼していただける施設を目指して頑張って参ります。
この施設には今年１１０歳を迎えられる方がおられます。さらには、１００歳以上の方が１３名おられます。人生１００年時代。
健康で長生きしていただき、長生園の名前の通り、長生きできる園として、これからも地域に貢献して参ります。
令和６年が、ご利用者様、ご家族様にとって、そして縁あるすべての方々に、“幸”多き１年でありますことを心よりご祈念申し上げます。
本年もどうぞ、よろしくお願いいたします。
簡単ですが新年のご挨拶とさせていただきます。

令和６年　元旦　　　　　
理事長　　　中村裕予