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バレンタインにちなんだ食事で館内は温かな空気に包まれました。

ハート型のコロッケがたいへん可愛く、大好評でした。
「チョコレートプリン」は厨房のデザートの達人が思いを込めて作りました。濃厚なチョコレートの味がするのに甘ったるくなく、また、皆様が食べやすいように工夫された優しいなめらかな食感が美味しかったです。

職員食堂では、可能な限り、在園の皆様と同じものが用意されます。食事介助や援助を行う上で味や食感を知っているというのは本当に重要なことだと思います。

厨房の「株式会社 犬石」様は、食事が単に生命の源になるだけのものではなく、楽しいもので、喜ばれるものでなければならないとの信念を持って調理されており、365日、「食を通した楽しみ」を提供いただいております。
年齢を重ねたり、病気によって、当たり前のように食事をすることが困難になってきた方々にも、食事が楽しい時間であるように、工夫をし、様々な食事形態の調理が行われます。

「キザミ食」~噛む力が弱った方でも食べやすいものです。パサパサで食べにくくならない工夫がされています。

「ソフト食」~飲み込む力が弱くなった方のための食事です。食品をミキサーにかけ、再形成しております。味や風味が損なわれにくいのが特徴です。

厨房のスタッフに「美味しく楽しい食事が作れる秘訣は何ですか?」と聞きますと、即答で「一食一食に愛情と真心を込めて作ることです。」と返ってまいりました。
厨房での調理・盛り付け・配膳等それぞれの分野で行われる丁寧な仕事から、調理された食事を受け取った各施設・各フロアの介護スタッフによります食事介助や援助まで、心を込めた積み重ね、つながりが長生園の「楽しく美味しい食事の時間」を作っております。