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 長生園の玄関先の花壇も、きれいに色づき、ようやく春らしい日がやってまいりました。この穏やかな日差しを見ていますと、平和な日常を取り戻した気がします。

 2月は、たくさんの方が新型コロナに感染され、残念ながら命を失われたご利用者様がおられます。
暗く先の見えないトンネルの中にいるようでした。
そんな中、ご指導いただいた中部総合医療センターの院長先生はじめ、感染対策チームの方、保健所の方のご指導のもと、職員の皆様が一枚岩となり、みんなで立ち向かえたから、この日常を取り戻せたのだと思っています。

 本当にありがとうございました。感謝いたします。

 私たちは、おギャーといってこの世に生まれてきたとき、ゆったりと最期を迎えるとき、
人の手が、人の心が必要になります。
一人では生きていけないのに、いつの間にか大切なものを失うこともあります。
どんな人生を歩んだとしてもその最期の時にそっと寄り添える、一生を終えるときの最期の時に、
あたたかく包み込める私たちでありたいです。

 2022年のテーマは“躍動”とお伝えしました。
今後もどのような逆境があっても、しっかりと足元を見て、みんなで知恵を絞って躍動してまいります。

 そして、“人が育つ思いやりの文化”を日常にしてまいります。

ご利用者の皆様、そのご家族様と私たちの、物心ともに豊かな人生を歩んでいけるように導いていきます。そして健康な毎日を過ごしましょう。

             令和4年4月1日  理事長 中村裕予


「令和4年4月 玄関前の花壇」